コーチとして、母として、いつもお伝えしていることがあります。
「誰かを応援したいなら、まずは、自分のことをしっかりと認めてあげてください」
すごく頑張っているのに、まだ結果は出せていなくとも、小さな努力を継続できているのに、「自分なんてまだまだ」「全然できてない」と、自分を認めてあげられない人は多いように思います。
目標が高い、向上心がある、などと言うことができるのかもしれませんが、『できていることまで否定している』ことにもなりかねません。
困ったことに、この自分に対する厳しい基準が、子育ての中で我が子に、職場で部下に、同じような、厳しい目線を向けさせてしまうのです。
そう、認めてあげられない。
言葉では、「頑張ったね」と言っていても、心の中に、「いや、まだまだやれるはずだよね」「まさか、そこで満足していないよね」なんて考えがあると、それが、言葉の端々に、態度に、意識していなくとも出てしまっているのです。
それは、残念ながら、相手に伝わってしまいます。
そして、自分自身にも、「どうせできない」と決めつけてしまい、「頑張ってるじゃん、大丈夫だよ」と言ってくれる『誰か』を求めてしまう。
少し前ですが、『よみうり進学メディア』という新聞が、一都三県の公立中学校の2、3年生に配られました。
写真は埼玉版ですが、東京版、千葉版、神奈川版があり、全部で60万部ほど発行されたそうです。それら全ての共通記事として、私の記事も掲載していただきました。
内容は、まさに、『自分をきちんと認めてね』ということ。
大切な人への言葉がけ、そして、「ちゃんと、自分を、褒めてあげてる?」を、今一度、振り返ってみたいですね。
★WEBサイトでもご覧いただけます。
【よみうり進学メディア】
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